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豊の国商人塾30周年記念大会—観光商業の新しい未来像を考える【大分県商店街振興組合連合会】 地域資源 地域振興 各種連携 人材育成

2018年03月07日 (水曜日) 16:30

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3月3日(土)、大分県大分市にて豊の国商人塾の30周年を祝う記念大会が開催された。県内の商店街関係者を中心に289名もの参加があり、「観光商業の時代」というテーマのもと、今後の県内の商業活動の可能性などについて活発に意見、情報が交わされた。

豊の国商人塾は大分県の商業界の若手リーダーの育成に大きく寄与している商人塾だ。昭和62年、大分県と大分県商店街振興組合連合会により、21世紀の地域基幹産業となり得る第三次産業の主導的人材を育成することを目的に設けられた同塾は、その後30年間に渡り、県内各地域の商業、サービス業、製造業、金融機関などから801名の卒塾生を輩出、今年度は29名が卒塾する予定となっている。

本大会のテーマは「観光商業の時代」。基調講演は、全日本空輸株式会社代表取締役社長平子裕志氏による「ANAグループが目指すインバウンド戦略」であった。平子氏は、既存の観光素材を押し付けるのではなく、外国人観光客のニーズを捉えて柔軟な発想から地域の価値を創出することが必要であり、それを実現するためには観光に携わる人材の育成や、各種連携も重要であると語った。

その後は、塾頭の谷口正和氏をコーディネーターとし、有識者によるパネルディスカッションが行われた。観光は、単なる旅行にとどまらず、ビジネス、医療、美容、学びなど、訪問先の価値の創造によって幅広い集客を生む装置に成り得る。そのため、商業地はその地域の独自性を魅力として磨き、それを洗練させ、新たに注目されるような「話題」を仕掛けていくことが重要である。こうした観点からディスカッションは進められ、地域の魅力を再発見することの意義と、それを言語化してSNSやWebを通じて発信したり、「まちなか観光」として伝えたりすることの有効性などが論じられた。

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