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地域の皆が連携し、未来の人材を育成 「黒崎こども商店街」【福岡県北九州市黒崎地区の商店街】 イベント 地域振興 子育て・高齢者支援 人材育成 コミュニティ

2017年11月14日 (火曜日) 18:00

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子どもたちが実際のお店での仕事や買い物を体験するイベント「黒崎こども商店街」が11月11日(土)、福岡県北九州市の黒崎中心市街地で開催された。当日は北九州市内を中心に1200人を超える子どもたちが商店街に集まり、飲食店、販売店、銀行などの臨時店員になって接客や販売を行った。

黒崎駅前にある市の子育て支援施設に来る年間77万人もの親子連れに商店街の魅力を知ってもらうため、子どもたちに職業体験をしてもらおうと始まったこのイベントも、今年で7年目。第1回目は参加店舗数27、参加者数(子ども数)220だったその規模は、今や参加店舗数107、参加者数1250と、この7年間で大きく推移した。
夜間営業の店もこの日は昼間に営業。商店街の店舗の他にも、警察署、消防署や自衛隊なども参加し、17の事前申し込み不要の無料体験ブースも設けられた。(イベントは原則要事前申し込みで参加費500円)また、地元の高校生、大学生もボランティアスタッフとして、このイベントをサポートしている。地域の多くの店、団体、個人がかかわり、皆で「黒崎こども商店街」を盛り上げる。

「こども商店街」は、受付でひいた整理券番号順にハローワークで職業を選び、それぞれの職場で45分間職業体験を行う。仕事が終わった後は、税務署ブースで納税手続きを行い、子ども銀行で給料300クロン(会場内通貨)を受け取る。そのクロンで今度は買い物を楽しむ、という仕組みだ。

「“夢を育てる”をテーマに実施しているこのイベントは、子どもたちに仕事の大切さや楽しさを体感してもらいながら、黒崎の町や商店街のファンになってもらうことが本来の狙いです。が、実は、醍醐味はそれだけではないんです」と実行委員長の田中大士さん。「子どもたちは45分間の職業体験を通じてみるみる成長していきます。そしてそれを見守る、ボランティアの高校生や大学生も、ともに成長していくんです。つまりこれは、大切な地域の人材育成の場でもあります」
地域が一体となり、若き人材を育てるこのイベントは、黒崎の未来を担うイベントでもあるといえよう。

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