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全国の魅力的な商店街をつくるための取り組み事例をご紹介します! 商店街活性化事例レポート

豆記者が取材・執筆。小学生特派員 地域振興 各種連携 情報発信

地元の小学生が商店街の個店を取材し、まちづくり会社が運営するブログに記事を掲載。子どもならではの視点が親世代の心をとらえ、商店街のファンが増えるきっかけに。

商店街名 高田本町商店街/新潟県上越市

商店街の各店舗をチームでめぐって取材する上越市立大手町小学校の6年生たち。46人が参加。「商店主との触れ合い」を図るためインタビュー形式で、パン屋、和菓子店、カレー店など多様なジャンルのお店を丁寧に取材、交流が深まった

大人が気づいていない商店街の魅力発信

高田本町3、4、5丁目の3つの商店街の連合体。750mほどの通りに約200店舗が軒を連ねている

「ママさんはとても話が面白くて優しいです。『このお店(喫茶店)が生きがい』だと、笑顔で話してくれました」———
2016年7月、高田本町まちづくり株式会社運営のブログ『本町白書』で、高田本町商店街のお店紹介の記事が公開された。素直でどこか微笑ましいこれらの記事。実は、上越市立大手町小学校の6年生の〝豆記者〞たちが書いたものだ。

発端は、同校の教師からの「総合学習の一環で商店街をPRしたい」という依頼だった。そこでまちづくり会社が、小学生による店舗の取材とブログでの記事公開を提案。同社の浅岡哲也さんは、「子どもならではの視点で取材をしてもらい、大人が気づかなかったお店の魅力を発信してくれることに期待しました」と、その狙いを語る。

 


 

小学生たちは同年11月までに、13店についての取材記事を公開。数人ずつでチームを組み、アポイントからインタビュー、撮影、執筆まで全てを担当した。推敲を重ねた丁寧なブログ記事はどれも簡潔にお店の特徴をとらえており、評判を呼んでいる。

記事公開後、商店街側からは「子どもたちが高田本町商店街に愛着を持ってくれた」「保護者と一緒に買い物に来てくれるようになった」といった喜びの声が多くあがった。浅岡さんは、「子どもたちの両親に多い20〜30代は、郊外のショッピングモールで買い物する世代。記事が商店街の魅力を伝えてくれたのでしょうね」とコメント。

敏腕な豆記者たちが、商店街の新たなファンをつくったのだ。




★この記事は、商店街活性化の情報誌「EGAO」の2017 Spring(春号)に掲載されています。
「EGAO」をご覧になりたい方はこちらへ。
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